大分市内で中学生を対象とした硬式野球クラブです

球団会長挨拶

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kaicho

 

「今時の子どもは」と批判めいたことを言う声を聞きますが、とんでもないことで、 私の知る子どもたちはみな、素晴らしく純真そのものであります。「今時の子どもは」ではなく、 大切であるにもかかわらず「教育は家庭から」と、ごく当たり前のことを言わなくてはならない程、 今の日本の家庭の有り様はおかしくなっているのも事実です。

その原因は、教育の荒廃にあるとよく言われていますが、どうしてこうなったのかを検証してみる 必要はあると思います。子どもたちには、三歳から六歳の時期が大切で、人生における基本的な価値観や 道徳観、人間観などがその時期に決定されるとまで言われることがあります。この時期に善と悪とをはっきり 身に付けることが肝要です。次に大切な時期と言えば、小学校低学年の頃ではないでしょうか。学校へ行く時、 元気に「いってきます」と家を出ますが、それは友だちと遊べるから、学校が楽しい場であるからです。 そして、学校が終わると家に走って帰ります。家には母親が待っていてくれるからです。「かあちゃん、だたいま!」 このような光景が今ではだんだんなくなりつつあります。が、考えようによっては、これは大問題です。 何故ならば、この大切な時期に、挨拶を含め根本的な躾と言われる部分が、ないがしろにされてしまう心配があるからです。 子どもたちにとって、喜びを共有できる「楽しい家庭」になり得ているかどうか振り返る必要がありそうです。 「子育ては背中でする」と昔から言われて来ました。「男は黙って・・・」と言うCMも昔ありました。父親はただ寡黙に 仕事に打ち込むものだとされても来ました。これは子どもの教育に、言葉は要らないものの、それでも父親と母親が果たすべき 役割は現代でもきちんと存在することを物語っています。学校教育にすべてを任せてしまっている親が多くなってきていると 言っては言い過ぎでしょうか。 「啐啄同機」(そったくどうき)と言う言葉が禅宗の教えにあります。親鳥が殻をつつく時期と、中で雛がつつく時期が同時で あるそのタイミングが絶妙なことを言うのだそうで、師と修行者との呼吸が合い寸分のすきもない意に使われるのだそうです。 逃れることのできない我々の子育てでも、そうありたいものです。雛が内側から殻をつつく様に、子どもたちはそれぞれ個性や、 またつつく力は様々ですが、自分の殻を破ろうと、そして、自分自身の本当の姿を探そうとしています。必死にもがいている子もいます。 母親は、雛にとって親鳥が大きな意味を持つ様に、子どもにとってそれこそ、最初の「先生」でもあり、大切でかけがえの無い存在なのです。 勿論、父親の子育てへの参加も重要とされる時期が来ていることは、周知の事実であり、その責務から逃れることは出来ません。 ある中学生が「14年間パパの悪口を聞かされて、やっとこの頃本当に悪かったのは、悪口を言うママの方だった。」と言いました。 家庭の中で子どもと父親とが接する機会が無くなっているのは事実ですが、この中学生の言葉が示す様に、子どもの前では相手の悪口は言わず、 お互いの役割を理解し相手のことを尊重し、認め合い、助け合う気持ちで子育てをする、と言うことが求められる様な家庭や社会であって欲しいものです。

 

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